サッカーと映画観るのがすき

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーのサッカーと映画観るのがすきのレビュー・感想・評価

3.0
MARVELマラソン 5作目。

第二次大戦時代。ナチスから派生した覇権主義・侵略軍団を阻止するアメリカ軍とその最前線で大活躍するキャプテン・アメリカのお話。
あくまでフィクションとはいえ、コレもし公開が2022年だったら、意図せずともちょっと物議を醸したかもしれないね。
平時であれば、ポップコーンとコーラでとんでもキャラのとんでもバトルを無邪気に楽しむ映画で済んだのだろうが、今世界で起こっていること、いまだ民主主義国家とは相容れない覇権主義・専制国家との対立が変わらず存在していること、で、けっきょく人類は戦争を繰り返していることを目の当たりにすると、そうそう呑気にみれる映画ではなかった…。
キャプテン・アメリカを強いアメリカのシンボルとして、国威発揚、戦意高揚のプロパガンダに利用している様子には、なんとも言えぬ気持ち悪さすら感じた。戦争ってこうやって正当化、プロパガンダされるもんなのかもしれんな…

作品としては、まぁ何しろスティーブの変身っぷりがすごかったー。貧弱スティーブもちゃんとクリス・エヴァンスが演じてるのがえらい!VFXスゴいわー。
あとヒューゴ・ウィーヴィングがいい。申し訳ないが素の顔が悪者すぎるw レッドスカルになる必要ないでしょwww

まぁなんというか、この時期に観たことで良くも悪くも刺激があった。
まさかMARVELのアメコミ映画でこんなに胸騒ぎを感じるとは思わなんだよ。

やっと来ましたよ!次は「アベンジャーズ」!!