アイリス

アベンジャーズのアイリスのレビュー・感想・評価

アベンジャーズ(2012年製作の映画)
4.5
アベンジャーズ1(2012年)
MCU:第6作品目


再鑑賞。
ここまでがフェイズ1という位置付け。

マイティ・ソーから思いっきり繋がってるというのは新発見。

地球を守る為に、スーパーヒーロー(※USA!)が集結して結束して強大な悪に立ち向かうという、どう考えても熱い王道展開を、大人が本気でやり遂げてる感じ。

どうしても矛盾点とか細かいところでおかしい部分はある。ソーはどうやって地球に来たの?とか、敵の本拠地はあんな低速ミサイルも撃ち落とせないの?とかね。けど、そんなの問題にならないぐらいには良くできてる。

それぞれが単独作品を成り立たせるぐらい我の強い主人公が一堂に会してるにも関わらず、ちゃんと良いところを殺し合わないで個性を活かしたまま突っ走る素晴らしい展開。

洗練されたアメリカンジョークを通して自然と関係性を深めるところなんて、さすがUSAといった感じ。

明らかな能力差も、個性を活かす演出で、カバーするどころかむしろ魅力的に見せてる。この面子の中でもキャプテン・アメリカがちゃんとカッコ良いんだもん、ホント考えられてるわ。

アベンジャーズに限っては、クロスオーバーの起点というか中心点というか……その要素を挙げられないから省略。

ただ、今後に影響する展開だけ押さえたい。


・スターク・タワーが完成するも、一部損壊。

・コールソン殉死。

・アベンジャーズが(半ばなし崩し的に)結成。またいつでも集まれそうな雰囲気に。

・ロキの杖はアベンジャーズ2でも登場。

・コズミック(四次元)キューブ=テッセラクト=スペースストーン(インフィニティストーンのひとつ)はアベンジャーズ3に繋がる。

・最後に(ちょっとダサい)サノスが初登場。アベンジャーズの存在を認知したような演出。


次からフェイズ2に入るぞー!


✿✿✿✿✿2022年2月15日再鑑賞✿✿✿✿✿

最高に面白い。

キャプテン・アメリカはなぜ走ってるだけであんなにもカッコイイのか。色々背負ってるからだよね…好き……。

↑の矛盾点について少し追記。

ソーが地球に来た方法は、ちゃんと台詞で説明してた。王となったために、オーディンの闇の力を行使してもらい移動した、帰るにはキューブの力が必要だった、ということなんだね。

原作の設定では、オーディンの闇の力には限界もあり、多用すると動けなくなってしまうらしい。なので軍隊を送り込むはできず、ソー1人だけを移動させた、と。

敵の本拠地が核ミサイルを迎撃できなかったのは、まあ油断してたし予想外だったのかなと解釈。
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