以前から観たかった作品をやっと観賞!
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主人公キッドの寡黙なキャラクターと、正確無比であるがゆえに派手さのないドライビングに象徴されるように淡々と進む物語。
暴力的なシーンも多々あるにもかかわらず、おしゃれな映像と音楽に魅せられながら不思議と心地よさを感じる作品。
目線と口の端だけで心の内を表現するライアン・ゴズリングの演技すきだなー
それどころじゃない大事件が起こってるのに、人生ってほろ苦いよね…みたいに暢気に心情を慮ったりしちゃうし、キッドの情報はほとんどないがゆえに色々と過去を想像してしまったりする。
洋画は派手なカーアクションも多いけど、デニーロのタクシードライバーといいこれといい、こういう高倉健みたいな作品もちょいちょいあるなぁという感想。