美しさと暴力の対比。ネオンと血糊という予想外の組み合わせ。
最初は無骨な男と堅気の女が恋に落ちる不器用ラブストーリーのようにも思えたけど、後半は血と肉が飛び散るマフィア映画的展開に…。思わず目を覆ってしまうシーンもあるほどヴァイオレントだった。
ライアン・ゴズリングがとてもハマり役。寡黙だけど人情味もあって、愛に溢れているけど狂気もあって。エレベーターのシーンすごくドキドキした。（いろんな意味で）
誰も報われない胸糞映画だけど、これは丸く収まってしまってはいけない作品な気もする。そう思うとこのエンディングにも納得。
世界観は好きだけど、ニコラス・ウィンディング・レフンはちょっと苦手かも。
