Hagieen

座頭市千両首のHagieenのレビュー・感想・評価

座頭市千両首(1964年製作の映画)
3.6
勝新座頭市シリーズの第6弾。

かつて誤って殺してしまった男の供養のため、墓参りに訪れた市。
その村は重い年貢を課せられ、何とか千両をねん出する。
千両を運搬途中、村の者が襲われ偶然出会わせた市も賊の仲間と疑われる。
賊は国定忠治の配下と疑う村人たち。
巻き込まれた市は、自身と忠治の身の潔白を証明するため千両の行方を追う。

城健三朗こと若山富三郎も再び参戦。
鞭使いというチョット変わった得物を使う剣客・仙場十四郎を演じる。
なかなか時代劇で鞭とか見ないので新鮮。西部劇とかの影響もあるのかもしれない。

しかし市が単身カチコミに行く構造や、ユーモアとバイオレンスなキャラクターなど北野映画に影響与えているな、と感じる。(アウトレイジ観た直後なので尚更)
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