まっと

ヴィレッジのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィレッジ(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

めっちゃくちゃ久しぶりに観たので感想書いとこ ホアキン・フェニックスなのもエイドリアン・ブロディなのも気づかぬまま観てたの! これが顔認識能力皆無の人間ですよ

静かな森の中のどぎつい赤と鋭い爪が異様に不気味で怖かった
犯罪や悲しみのない世界で暮らすために作ったシステムが結果人殺しという最悪の犯罪を生み出してしまう ある意味一番無垢であったろう彼が犯罪を犯してしまった理由はなんてことない嫉妬、取られたくないなあというよくある感情だった 人がいる限りどんなシステムを作ったって罪は犯される、ここまで狭いコミュニティであろうと完璧な社会はない、と突きつけられる

そしてまた同じシステムの中で世界を続けようとする彼らの姿が一番空恐ろしかった なんだろう、確かに「町」側の世界でも毎日悲しいことは起こっていてそれは誰にも避けられないことでそんなことで社会のシステムは変わらない けど、その当たり前をこの狭いコミュニティで再現されると非常に恐ろしく感じた 私達ってもしかしてとんでもなく怖いところに住んでいるのでは……
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