このレビューはネタバレを含みます
所詮は無い物ねだり
この一言で片付けてしまうのか
本当の幸せとは一体なんなんだろうか?
と終わりのない問いを続けていくべきなのだろうか
ストーリー
主人公ジャックはウォール街の証券会社で働き
何不自由のない生活を過ごしていた
しかし『家族』というものは無く
ただそれを望んでもいなかった
ひょんなことからもし家族を持っていたら?
の世界に行き、未知の体験をする
かつての恋人、2人の子供
今までの暮らしとは真逆の環境に価値を見出していく
ジャックの人間性は魅せられるものがある
特に人との付き合い方
どちらの世界線でのジャックも友人は多かった
魅力のある人間とはやはり必要とされる
羨ましいものだ
そして環境が違えば人はああも変わる
それも一つのテーマであったのだろう
ケイトがまさにそうだった
誰もが一度は考えたことがある
あの時ああすればどうなっていたのだろう
それを追体験させてくれる
まさに天使のくれた時間
だった