KnightsofOdessa

ツリー・オブ・ライフのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)
1.5
[] 30点

2011年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品、パルムドール受賞作。テレンス・マリック長編五作目。ルベツキ四部作の一作目。冒頭で提示される通り、NatureとGraceの対立の物語で、それぞれ暴力的な父親と優しい母親がそれらを代表しており、兄弟を若くして失った監督と父親との確執と和解を描いてる。と思っていたら恐竜が出てきて爆笑した。針小棒大とはこのことか。マリック家で生き延びる大変さは察するに余りあるが、短く切り刻んだ自己陶酔塗れの映像には辟易とする。"勝手にやってくれ"以上に観客の心を動かせてないだろ。こういうカメラを動かしまくる映像って、映像に入り込むより先に"こうやって撮ってんだろうな~"が先に来て恥ずかしくなっちゃうから控えめにしてほしい(多分インスタとかに出てくるオシャレCM撮影風景ショート動画のせいだな)。あと宇宙も含めてロケ地が尽くダサい。全くセンスが合わないなあと。
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