狭須があこ

ブルース・ブラザースの狭須があこのレビュー・感想・評価

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)
4.2
ファンキーだな!
ぜんぜんカッコ付けてないのに、時々バシっと決まる画があって映画的にめちゃサイコーです

メシ屋の奥さんいきなりアホみたいに歌がうまくて笑った。そんだけ上手い人ならバンドに呼んだらいいのにw
キャリーフィッシャーが出るたびにジワジワ来るビョーキになりました。
華のあるギャグ要員。めちゃくちゃ図太いなブルースブラザーズ

彼らの強さは、アウェイを全部自分たちのペースにしちゃえること。音楽は力ですからね
白黒のスーツ着てるだけのぐだぐだな二人の男が、歌い始めたときの圧倒的なスター感!

イヤ私ミュージカル映画にはあんまり興味ないんだけどさぁ
それにしても歌が上手すぎるし、存在感でステージを完全に支配していて、彼らの魅力を感じざるを得なかったよね
それで、音楽やキャラクターだけじゃなくてカーチェイスも。
カーチェイスが最高なんですよ

パトカー大量にサイレン流しながら追っかけてくるのに、なぜか追われるほうもパトカーに乗ってるのが見所です。
こんなに準備と後始末が大変そうなカーチェイス見たことねぇよ!でも、私はこういうムチャクチャを期待してカーチェイス映画を見てるしね。
最高でした。

延々とコッテコテの彼らのペースなので、上手くやりすぎなストーリー展開なんですけどねぇ。それを上回る才能と愛嬌があるから仕方ないね
彼らを楽しく見守るしかないよね。

聞いたことある曲ばっかりで、それに合わせて楽しい映像
耳にも目にも楽しい映画です
狭須があこ

狭須があこ