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ミザリーのmomokaのレビュー・感想・評価

ミザリー(1990年製作の映画)
4.3
(レビュー再投稿しています、前回いいねをくださった皆さん申し訳ありません💦)

親友のオススメで鑑賞してみたんですが、実は映画を観るまでジャケ写のハンマーを持っている人を男性だと思い込んでいました🤦🏻‍♀️笑

大ヒットセラーの「ミザリー・シリーズ」の小説の作者ポールが、大雪の日に運転をしていたために、車が横転するという大事故に見舞われる。そんななか偶然にも、瀕死の彼を「ミザリー・シリーズ」の大ファンの女性であり、元看護師のアニーが救出して、自宅で介抱してくれることになるのだが…。

これは面白い!!
何よりもアニーの狂気が凄まじい。
自らの思い通りに、ポールを操ろうと必死になればなるほど、彼は彼女の脅威を目にしていくことになる。どうにか彼女の家から脱出を図ろうとするシーンにもヒヤヒヤさせられる。
ストーカー×サイコパスというかなり危険なアニー。個人的には、終盤の死闘が好き。彼女が予想以上にしぶとくて怖かった。それにしても、町の保安官が可哀想。とばっちりもいいところだよ…。

大ファンって想いを寄せられる側にとっては、励みや支えにもなるありがたい存在だけど、中にはアニーのように想いが強すぎるあまりに常軌を逸してしまう人もきっといるんだろうなと考えてしまった。何かに執着するのも、ほどほどにしないと危険だな。

そして、エンディングの「いつかまた会いましょう」はホラー映画よりもある意味ホラー感が満載。もうアニーには会いたくないよ(笑)

私も半年以上前からBTSにハマりだしたけれど、あくまでも彼らを温かく見守ることができる優しいファンでありたいなと強く思いました ☪︎*。꙳

それにしてもスティーヴン・キングの原作はあまりハズレがないという印象。いつか原作もちゃんと読んでみたいと思う。
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