倉科博文

ミストの倉科博文のレビュー・感想・評価

ミスト(2007年製作の映画)
3.3
あるスジにおいて、あまりにも有名な作品

よく聞く煽り文句として「衝撃のラスト」というのがあるが、この映画よりも衝撃のラストというのもあまり無いのではないだろうか
良くも悪くもー

まさに「不条理」をそのまま映像化したような作品
美術などの点ではチープに見える部分もあるが、もはやそんなことはどうでも良い
この作品につける点数には迷うが、ポジティブかネガティブかを問わず、心にインプレッションを刻み付ける作品を芸術というのであれば、これは紛れもなく芸術になってしまうだろう

⭐️3以上はつけていいと思うが、『セブン』ほどの重厚さや構造性はないので、この辺りだろうか