ピッツア橋本

ビヨンドのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

ビヨンド(1980年製作の映画)
4.3
"イタリアの地獄の門がいま開かれる"

とあるホテルを買い取ったらそこが地獄の門の上で、怪奇現象やらゾンビ系クリーチャーやらがてんこ盛りでやってくるサバイバルホラー。

無印のゲーム版バイオハザードを思い出させるカット割りやロケーションがあり、間違いなく本作が元ネタの一つだなあと思う。ハリスとジルって名前も出てきたし笑

グロ表現がダイナミックだけどオモロ過ぎず、怖さと不快感を残していて好みなバランスだった。クリエイティブな攻め所。
虫や動物の使い方。
謎の箇所からの血の噴出。
それに対するキャラのリアクションや絶叫がテンポ良く地獄を演出していた。

ヘッドホンで鑑賞していたのだが、シーンとエフェクトのマッチングがかなり良くて、驚き倍増した。
叫びながら色々ひとりツッコミ入れつつ楽しめた。

ルチオフルチ作品は今回が初めてだけど、まさに地獄の入り口を見せられた気がする。

87分という尺も無駄なくひたすら恐怖の連打な感じで清々しいホラー。

侮れない面白さ!そして光栄にも自分が本作Filmarks 444番目のレビュアーみたい。ひえ〜!!
ピッツア橋本

ピッツア橋本