ノッチ

モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦のノッチのレビュー・感想・評価

2.5
一世を風靡した伝説の怪物たちは、科学が発達した現代ではすっかり日陰の身となっていた。

だが、ある日、ヒルサイド共同墓地で世界最強のモンスターを決めるトーナメントが開催されることになる。

そのビッグイベントにフランケンシュタインやミイラ男、レディ・ヴァンパイアたちが続々と詰めかけ……。

世界中から集まったモンスターたちが“世界最強”の座を賭けて戦うホラーコメディ? 映画。

内容的には、タイトル通りモンスターがミドル級とヘビー級、更にアンデッドとクリーチャーに別れバトルを行なうというもの。

対戦カードは、ミドル級クリーチャー「魔女VSサイクロプス」、アンデット「ヴァンパイアVSミイラ男」、ヘビー級クリーチャー「狼男VSスワンプガット(沼の主) 」、アンデット「ゾンビVSフランケンシュタイン」。

階級別に試合をして、ヘビー級のみアンデッド部門とクリーチャー部門の統一戦があります(個人的には階級関係ないトーナメントにしてほしかった)。

死亡するまで戦いが続き、アンデッド部門のフランケンシュタインやゾンビ、ヴァンパイアもちゃんとダメージを受けます。

肝心の対戦方法は何とプロレスなのである(ビームとか出したりしますが)。

墓場にリングを置いてプロレスを行ない、実況や解説、リングコールのオッサンに付き人の美女も登場とバカっぷりが徹底されている。

ただ、セコンドとの人間模様や、モンスターたちの過去話(魔女狩りとか)など、しんみりしたシーンもあったりなかったり・・・
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