ももさく

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語のももさくのレビュー・感想・評価

2.8
家庭菜園、とても大きな家に暮らす一家。父親が朝食を作り母親が仕事に出る、まどかは学校へ。

鹿目まどか(悠木碧)中学2年。保健係。ピンクの髪。優しすぎて自分を犠牲にしがちな性格。

暁美ほむら(斎藤千和)不思議な雰囲気を持つ。まどかのクラスに来た転校生。黒髪ロング。

美樹さやか(喜多村英梨)まどかの親友。恭介に想いをよせるがゆえの選択をする。ブルーの髪。他人の為に魔法を使う。

巴マミ(水橋かおり)中学3年。魔法少女について説明するベテラン魔法少女。素敵な部屋に一人暮らし。くるくる黄色の髪。

佐倉杏子(野中藍)喧嘩っ早い女の子でさやかと対立する。よく食べており食べ物を大切にしている。赤髪ロング。自分の為に魔法を使いたい。

志筑 仁美(新谷良子)まどかとさやかの親友。2人に秘密にしている事があった。お金持ちのお嬢様。カーキっぽい髪色。

キュゥべえ(加藤英美里)願いを叶えてくれる事と引き換えにソウルジェムという石を生み出し魔女と戦う魔法少女にする。見た目は可愛らしい猫のようだが、その正体は…。

上条恭介(吉田聖子)事故により指が動かなくなり入院している元ヴァイオリニスト。さやかと幼馴染。

鹿目詢子(後藤邑子)まどかの母親。辛い分だけ楽しいぞ!大人は!と言えるキャリアウーマン。

魔女→魔法少女が願い(希望)から生まれるとしたら魔女は呪い(絶望)から生まれる。理由のわからない事件は魔女の仕業の可能性が高いとされる。結界の奥にいる為、人には見えない。使い魔という部下とともに現れる。グリフシードと言う魔女の卵を時々落としていく。

ソウルジェム→ 魔法少女の霊力をエネルギーに変換する魔法の力の源、魔女の存在の感知や変身アイテムとしての役割がある。体が入れ物、ソウルジェムが魂のようなもの。ソウルジェムを破壊すると完全に死に至る。普段は指輪などのアクセサリーに変化する。

グリフシード→魔女を倒すと落としていく事がある。消費した魔法を回復させる事ができる為、魔法少女にとっては報酬にもなる。しかし大量の汚れを吸うと魔女が生まれてしまう。

ワルプルギスの夜→ 本来の意味は魔女あるいは悪魔崇拝の集会。魔宴、魔女の夜宴・夜会ともいう。この作品では複数の魔女の集合体で最強。

他登場人物→まどかの父親と弟、先生他。

「今とは違う自分になろうなんて絶対に思わない事ね、さもなければ全てを失う事になる」

テレビシリーズは随分前に見たけど内容すっかり忘れてしまったので12話を総集されてる前編と後編を鑑賞。前編は1から8話。

オタクっぽい絵やキャラ、下手にも芸術的にも見える手書きのような版画のような絵、かと思えば未来的で豪華な建物や作り、そんな統一性のないアンバランスな感じが逆に魅力的な作品となっている。

口も一切動いていない!目も笑ってない!長い耳毛が生えているキュウベえの内面が怖っ!。聞かれなかったから〜とかって現実でもあるような返し!聞かなくても教えろよ!みたいな。そして、それを食うのかよ!キモっ。

さやかは中二病代表って感じ。その年頃だからこその恐ろしさがわかる!。中二病とはなんぞや?これでしょ。

宗教、インキュベーターも印象的。

    「それは死と隣り合わせなの」

「魔法少女になれたら、それで願い事がかなっちゃうんです」

「成長途上の女性を少女と呼ぶんだろ?だったらやがて〇〇になる〇達の事は魔法少女と呼ぶべきだよね」


まどかの声を担当の悠木碧は「君の名は。」で三葉の同級生で、テッシーに想いを寄せるサヤちん役もやられてました。子役時代があり「あっぱれさんま大先生」にも出演していた方のようです。