ShiroKyogoku

高地戦のShiroKyogokuのレビュー・感想・評価

高地戦(2011年製作の映画)
3.5
だいたい韓国映画の戦争モノは、感動するような作品が多かったけど、これは珍しくそんなにグッとくる部分が少なかったかな…

延々と終わらない戦争に疲弊し、兵士の心がどんどん壊れていったりする様や、自分が生き残るための選択の仕方など、その悲惨さはもちろん伝わるのだけれど、敵軍との交友や、その後の関わり合いながらの運命は、ちょっとありえなさ過ぎに思ってしまい、相互にとって悲しい戦争なはずなのに、少し重厚感が削がれてしまった気がする。
物語を作り込み過ぎてしまったという感じ。

最後の12時間の戦闘は、実際の朝鮮戦争時にあったことなのだろうか?
残り時間で攻められたところまでが領有権をもつなんて停戦協定があったのかは疑問、ちゃんと調べたいと思う。
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