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フローズン・スクリームのhideharuのレビュー・感想・評価

フローズン・スクリーム(1970年製作の映画)
1.5
2022.03.24レンタルDVDで鑑賞

これはレンタルビデオがチョコチョコと街に出来てきた初期の頃に日本に紹介された作品。
当時は今では考えられないレンタル会員になるのに15000円、年会費兼保証金で更に10000〜15000円取られ、そしてレンタル代金も2泊3日で1500円という時代だったのでビデオを借りる際も相当吟味を重ねなければならず、本作も気にはなっていたけれど「ボーディングハウス」を借りて失敗したSHOWAから出てたので辞めたと記憶している。
ついつい思い出話を書いてしまいました。
こんな映画がフォワードからとは言えDVDになっていたとは。
しかし当時レンタルしなくて良かったと思えるくらい酷い映画でした。笑

多分、ドライブインシネマ用に製作されたのではないでしょか?とてもじゃないけど普通に映画館にかけられるクオリティは無いと思います。
つまらないとか言うよりは訳がわからない。そんな感じですね。
突然、夢の中の話になったり、過去の思い出の話になったり、夜かと思えば昼のシーンだったり撮り直しとかするつもりもないみたいでもう編集がめちゃくちゃ。
唯一の見せ場は手斧って言うのかな?小さなサイズの斧が女性の頭に食い込むシーンがあるのですがその女性って誰?物語に関係あった?と言う具合です。

怪しい男たちが黒いローブを着ているのでカルト教団による事件かと思わせて実は不死の研究をしているのですが民家の地下室でそんな研究できるのかな?

低予算で変な仮面を付けた黒ローブの男が血だらけの女の人を運び込むシーンで奥の道を普通に自転車の少年や車が通り過ぎて行くのが笑える。

つまらない映画ですが当時を思い出させてくれてとても懐かしい気分になりました。それだけ。
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