タランティーノが師と仰ぐB級ギャング映画の巨匠、フェルナンドディレオの初期の代表作…ってことで興味が湧き鑑賞。
3年前にギャングのボスから30万ドルくすねたのは誰か?ってことで刑務所から出所したばかりの主人公ウーゴ(ガストーネモスキン)が疑われるのだが…いったい誰が裏切り者か最後の方まで分からない作りは面白かった。
エレキギターやフルート?の奏でるレトロチックな音楽が70年代っぽい。
自分は期待してた程ハマらなかったのだけど…登場人物達が喋りまくりまくし立てる感じがうるさくてちょっと苦手だった。
シブみがきつ過ぎるオヤジ達(禿げてたり、眉毛繋がってたり…)しか出てこないのでギャング映画としてはリアルなのかもしれないが、好きなキャラやイケメンが全く出てこない点が決定打となり大幅に評価を下げてしまったかもしれない。
ラストの終わり方は好きでした。