ミスターサタンのかつてのライバル、ジャガーは科学者たちにバイオテクノロジーから生まれたバイオ戦士を生成させサタンを倒そうと挑戦状をつきつける。
そのバイオ戦士たちの中にかつて倒したはずのブロリーの影が・・・。
劇場版14作品目。
ブロリー編第3弾。
時系列的に第25回天下一武道会直後の話とされている本作は、戦闘に参加する味方キャラがトランクス・悟天・クリリン(唯一ブロリー戦皆勤のキャラ)・18号のみであることを最大の特徴とする。
まさかまさかの悟天とトランクスが主役・・・・。
敵は最早使いまわし感のブロリー。
死んでしまったブロリーさん、バイオ技術で甦る。
『ドラゴンボール』としては規模の小さなバトルで、相手がブロリーということ以外はあまり迫力はないです。
しかもブロリーは、前作と比べるとかなりパワーダウンしています。
それでも悟天達には強敵ですが。
正直これだけ引っ張ったブロリーとの因縁は、やっぱり悟空に決着をつけてほしかったという感じはあります。
とはいえ、悟空が戦わない『ドラゴンボール』映画としては、まあこういうのもアリかなというストーリーではあった。
あと、クリリンがいつもより活躍してたのは嬉しかった。
コメディ色も主役に合わせてか結構強い作品。
その反面、バイオ液が流れ出すシーンは今観ると中々残酷で、とくに止まったエレベーターのドアを必死で開けた科学者たちが、バイオ液の餌食になるって場面は恐ろしい。
しかし、トランクスいつの間にかカメハメ波習得してたな。