ペンキ屋のおじさんの格言を俺は忘れない。女子は体温が高すぎるか低すぎるかで、だいたいは低すぎるから男は常に羽織るものを用意しとく。みたいなそんな話。
旦那の浮気を目撃してしまった母は息子2人を連れて車をキャッシュで買いアメリカ横断の旅に出る。目的は旅の途中で自分を含め家族を養ってくれる男がいたらラッキー。時代が時代だからか?自分で稼いでやろうって考えはほぼ無し。あわよくば息子に食わせてもらうも視野に入れつつ旅は進む…
ちょいと小生意気な母、レニー・ゼルウィガーがハマってる。基本、普通にモテる母、少し世間からズレてる母、息子たちには愛情たっぷりなんだろうけど不器用で大人になりかけの次男坊と同じ目線で対抗してしまう始末でなかなか可愛らしい。最近、ちょっとイライラするような勘違いおばさんは全部レニーに任せておけば良いんじゃねーか?って…
これは馬鹿にしたり茶化したりするわけじゃなくて敬意を表してのこと。前は何コイツ!とか、ざけんなコイツ!とか敵意剥き出しの俺だったけど、ここまで心を動かすんだもの。レニー以外だったら逆に肩透かしかもね?
なんで、こんなクソ野郎で勘違いピッチの役、レニーじゃねーんだよ!ってな感じでね?