ひろ

ハサミを持って突っ走るのひろのレビュー・感想・評価

ハサミを持って突っ走る(2006年製作の映画)
3.0
なんだこのタイトル?また日本の配給会社が適当に邦題決めたのかと思ったら、原題が“Running with Scissors”でほぼ直訳。

そのままの意味だとしたらなんか面白そうだし、深い意味があるとしたらそれもまた興味深い。

物語は、アメリカのオーガステン・バロウズの小説を原作としたもの。

いやーめちゃくちゃだね(笑)
物語にまともな人間がほとんど出てこない

崩壊した家庭から移ってきた家庭も異常というオーガステンの不幸さは、笑うしかない。

これ原作者の実体験を基にした話らしいけど、こんな異常な環境が実話だとはちょっと信じられないね

全体的にめちゃくちゃなのに破綻しないで、最後はちゃんとまとまってるのは、実話だからなのか。

シニカル・コメディって触れ込みだけど、最後はヒューマンドラマになってたね。

脇役のグウィネス・パルトローとジョセフ・ファインズの絡むシーンがあるんだけど、この2人は「恋に落ちたシェイクスピア」の主演コンビだから豪華すぎる脇役

2人共、あまりに「恋に落ちたシェイクスピア」とキャラが違うから比べると笑っちゃう

この作品は、DVDスルー作品なんだけど、オスカー俳優出てても日本じゃ公開されないんだね
ひろ

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