WM

もののけ姫のWMのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
5.0
年明けから年度末で忙しく、落ち着いたと思ったら自粛の嵐、その嵐を駆け抜けたと思ったらまた忙しく……。
しかし、待ちに待った時が来たのだ!
多くの作品公開延期が無駄で無かったことの証の為に・・・
再びフィルマのレビューを掲げる為に!
新作映画公開祈願の成就のために!
映画館よ!私は帰ってきた!!



リバイバル上映、『もののけ姫』公開おめでとうございます!( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
まさか、再びジブリ映画を映画館で観ることができるとゎっ!!
なんて素敵な映画体験なんでしょう☺️☺️☺️
公開は1997年ですから、もう23年前ですか!?
当時親に連れられて2.5回観に行ったことを思い出します。笑
テレビで何回も観たし、展開も台詞も頭に入っていますが、それでも楽しい😃🎵
良い映画って何回観ても良いものです(o^-^o)











『むかし、この国は深い森におおわれ、そこには太古からの神々がすんでいた。』
エミシの村に住む若き男《アシタカ》は、村を襲わんとする"タタリ神"を手にかけた。その代償に右腕にタタリを貰い、やがては死ぬ運命となった。このまま座して待つか、原因となった西の地へ赴き"曇りなき眼"で見定めるか。《アシタカ》は旅立つことを決めた。その先で出会う人達、太古の神々、そして《もののけ姫》……。そこにいる者達全ての生命の物語。
「生きろ!」












やぁー、もう最高でしたね✨
最初から最後まで夢中になって観てしまいました。
名シーン、名台詞の連続ですね😃
個人的に劇場で観て良かったのは、小声が聞けたことなんです。病に苦しむ長の台詞とか、瀕死の《アシタカ》、あとはショックで何もわからなくなってしまった男の悲痛な言葉。テレビとかだと小さくて上手く聞き取れなかったりするんでよね。とても胸に来る台詞なので、是非聴いてほしい❕

そして、映画館で集中して観たせいか、最初からポロポロと泣いてしまいました( 。゚Д゚。)……歳ですかね。笑
アシタカが旅立つ時に後ろで眼を押さえるオジサンに感情移入する日が来るとは、ね(;゚∇゚)
あと、長の台詞。自分を人として扱ってくれた唯ひとりの人。涙で包帯も濡れるぜっ(ノ_・,)
そして、「せめて、人の手で返したい」
どうしようもなく愚かで醜くて、でも同時に美しさもあわせ持つ、人間の魅力なのでしょう。



この作品は、自然との共生をテーマとしています。ただ、人間やもののけ達にそれぞれ別の生き方があり、ぶつかってしまう。人間が文明を捨てて自然に還れば良いのか。自然の全てを人間が管理できればそれで良いのか。"共生"ってどうすれば良いんだろう。

「森とタタラ場、双方共に生きる道はないのか」
私は、その答えを20年経っても見つけることができない。それが、とても悲しいのです。
WM

WM