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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのWMのレビュー・感想・評価

3.5
MCU最新作『ブラックパンサーワカンダフォーエバー』公開おめでとうございます🥳🥳🥳
前作主演の〈チャドウィック・ボーズマン〉が亡くなり、多くのファンが悲しむ中で制作が進行した本作。フェーズ4ラストとなり、一つの締めくくりとなります🤔
ワカンダフォーエバー!!














偉大なる王〈ティ・チャラ〉が崩御した。病を周囲にも隠し、周りが気づいたときには既に手遅れだったのだ。妹の〈シュリ〉は文化や伝統に拘らず科学によって救おうとするも、それは叶わなかった。
"ワカンダ国"は母である〈ラ・モンダ女王〉によって統治されるが、世界各国とのバランスは危ういものになりつつあった。"ワカンダ国"で産出される"ヴィブラニウム"は、使い方を誤れば危険な兵器へと転用が可能であり、世界各国が取得に向けて暗躍していたのだ。
アメリカのCIAが主導する調査部隊は、"とある筋"から入手したヴィブラニウム探知機を用いて、"ワカンダ国"以外の深海にて探索を行っていた。しかし、そこに海より謎の種族に襲われて調査部隊は全滅した。
〈ラ・モンダ女王〉と〈シュリ〉が海岸で伝統の儀式を行っているとき、海より踝に羽が生えた男〈ク・クルカン=ネイモア〉が現れ、"ワカンダ国"に対してヴィブラニウム探知機の開発者を引き渡せと要求した。"ワカンダ国"が世界に対して秘密を明かしたことにより、深海の"タロカン国"が脅かされているからだ。
〈ブラックパンサー〉が不在の"ワカンダ国"に"タロカン国"との戦争という危機が訪れようとしていた……。














結論から言って面白かった🥰✨
でも長い……🤣
前作の主演不在をストーリーにも組み込むところはとてもエモく、喪失からの立ち直りをする点で多くの人が共感できたのではないでしょうか🥲
全編に通して〈チャドウィック・ボーズマン〉に対するリスペクトや哀悼があり、冒頭は泣きそうでした🥹

前作もそうでしたが、『ブラックパンサー』は個人のヒーローよりも"ワカンダ国"を主体として作られています。なので登場人物も多く、戦闘シーンは多数による戦争を描いた形になります。ここは、好みが分かれるところかなぁと感じました。キャラが増えれば掘り下げが減って薄くなる危険性がありますからね。
〈ク・クルカン〉をもっと観たかったですね~🤭
『アクアマン』のような立ち位置ですけど、現実の歴史ともリンクする出来事もあるため、前作の〈ウンジャダカ=キルモンガー〉のような魅力があるはず。

〈アイアンハート〉は、正直、必要だったか疑問でした🌀鉄板から切り出したハートがどこに使われていたんだろうとか、塗装が手作業な感じとか……。チラ見せ程度で次に期待でも良かった気がしましたね🤔

特に素敵だと思ったのが〈新ブラックパンサー〉のスーツです🥰🥰シルバーとゴールドのアクセントが入っているところが、ストーリーとも相まってとても良い。〈ティ・チャラ〉の"気高さ"か〈キルモンガー〉の"使命感"か。揺れ動く心の部分が反映されているのかも🥲
途中に出てくる"サプライズ"にビックリ😲!

ストーリーの結末というか落とし所がどこになるのかで、かなり見入ってしまいましたが……、ちょっと消化不良感。
なんとなく不穏な感じを受けたんですが、何かの布石だったりするんですかね?🤔

もちろん希望が残るラストでもあるので、そのあたりは爽やかさを感じられます🥹
今作ではスタッフロールの後にはいつもの文があるだけです。残念🥲

映画にドラマにと拡がり続けるMCU😀!
果たして拡げた風呂敷は畳みきれるのかちょっと不安になってきた感もあるところですが、次作を楽しみに待ちましょう🥰🥰🥰
では、皆さんもご一緒に!!
🙅ワカンダフォーエバー!!🙅

ちなみにタロカンの時は脳内で「左手は添えるだけ」と呟いていました。タイムリーだね🤣🤣🤣
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