みどり

もののけ姫のみどりのネタバレレビュー・内容・結末

もののけ姫(1997年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2020/7/15
鯖江アレックスシネマ
シネマ3

1日に何回か映画館をはしごすることはあるけれど、同じ映画館で2本見るのは初めての経験…!


ナウシカを見てから見たのでふたつの作品の共通点を感じたりして、それがとてもよかった気がします。
まず冒頭、どちらも文字にて説明が入る。
何回も見てるはずなのに、あれ?こんなはじまり方だった?となるので記憶ってほんとにいい加減…。

虫は苦手なのですが、動物は大好きなので
祟り神になったり、首をはねたりするシーンは何度見ても辛くてなんとも言えない気持ちになりました。

どちらの作品にも言えるのは、人間の都合で生き物の命を奪うと災いが起きること。どんな理由であれ、みんな命を持って生まれてきていて、奪っていい理由はないはずなんだよね。
自然や生き物達との共存の大切さ、人間同士の争い、生と死、とテーマが壮大に感じるけれど、多かれ少なかれ身近に起きていることでもあって。

生まれた環境や境遇が違ってもほんとは分かり合えて、認めていけるはずなのにすれ違ってしまうことはもったいないことなんだよね。これは肌の色や生まれが違っても言えることなんだけど。

子供の頃に見たときはただ、かっこいいとか、気持ち悪いとか、そういう断片的なことしか印象になかったけれど、少し大人になってから改めて見るとまた違って見えるから、映画って素敵だなと改めて思った日でもありました。

やっぱり音楽が素敵なんだよね…
これも映画館の音響の良さを感じたので、このご時世なかなか難しいところもあるけれど、行ける限り映画館で見ていきたいなと。

アシタカが
たたらばから(森に通ってサンに)会いにいくよ。という台詞があるのだけれど、えっ、自分の故郷に帰らなくていいの?と謎のツッコミを入れてしまったのは秘密。



みなさん忙しいながらも映画を見てレビューを書くのに必死だとのことで、お互いさま楽しく適度に、映画ライフを送りましょうね…
みどり

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