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デイブは宇宙船のRのネタバレレビュー・内容・結末

デイブは宇宙船(2008年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2008年のアメリカの作品。

監督は「グッド・バーガー」のブライアン・ロビンズ。

あらすじ

ニューヨークのアパートに暮らすジーナ(エリザベス・バンクス「FLY!/フライ!」)と息子のジョシュ(オースティン・リンド・マイヤーズ)の部屋に石ころほどの隕石が墜落する。それから3ヶ月後、今度はある人間が墜落してくる。実はデイヴ(エディ・マーフィ「キャンディ・ケイン・レーン」)を名乗る、その人間の正体は、隕石を獲得すべく、惑星ニルからやってきた宇宙人100名が乗り込んだ人間型宇宙船だった。

ディズニープラスにて無作為に選んだ中から。

お話はあらすじの通り、SF。

主演は最近またちょくちょく顔を見かけるようになった(主に配信だけど)エディ・マーフィ。

ただ、今回の役はなんと人間型宇宙船という突飛すぎるキャラクター(まぁ、内部で操縦する艦長との二役ではあるんだけど)ということで、いつものニマーという顔に加えて、宇宙船、つまりメカということで真顔&ただでさえギョロ目なのに更に見開いた目と、エディ・マーフィ自体の顔芸のアップデート具合を楽しめる。

また、宇宙船としての機能描写もいちいちシュールで色んな機能が内蔵されているんだけど、ケツからお札を無限に出したりするんだけど、1番面白かったのは鼻の穴が鉛筆削りになってて、途中、成り行きで先生になるシーンがあるんだけど、そこの生徒の鉛筆を鼻で削って「はい」って渡すシーンとかくだらねーと思いながら笑った。

あと、不審者感も半端なくて、ただでさえほとんど真顔なのに歩き方もぎこちなかったり、一転して笑顔も不気味でやってることもチグハグなのでほとんど狂人に近い感じだった笑。

そんな感じで、デイヴのキャラクターはユニークなんだけど、お話に関してはまぁ言うても子ども向けっぽい作品なので、ゆるーい感じ。途中、デイヴがエド・ヘルムズ(「ファミリー・スイッチ」)演じる副官に乗っ取られて、暴走しちゃうシーンとかもあったりするんだけど人死もないし、その後の展開も収まるところにみんな収まってめでたしめでたしチャンチャンって感じ。

まぁ、それならそれで良いんだけど、もうち「毒っけ」あるコメディシーンとかせっかく人間型宇宙船で内部にもたくさんキャラクターがいてっていう自由度の高いキャラクターなんだから、もっと幅のあるお笑いも見たかったかなぁ。ちょっとキャラクターを活かしきれてないというか、もったいなかった。

まぁ、でもエディ・マーフィ作品としては程々に楽しめる作品ではあります。
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