韓国版ゴースト?
本家のゴーストでは、パトリック・スウェイジとデミ・ムーアの演技に涙しましたが、本作も泣けるゴーストストーリーです。
でも途中までは笑いの要素が強いので、”1粒で2度おいしい”笑いと涙の作品です。
自殺未遂の後、サンマン(チャ・テヒョン)は霊が見えるようになり、4人の霊が取り憑きます。
霊の願いを叶えれば、霊は去っていくという霊能力者の助言で、霊の願いを叶えてやることにします。
そして、ある時、病院で看護婦のヨンス(カン・イェウォン)に出会い、恋心を抱くようになります。
霊の願いを叶える時に、霊がサンマンの体を借りる形になるのですが、その時のサンマンの演技と表情が笑えます。
この辺の映像的表現は、なかなか面白いアイデアです。
サンマンとやヨンスの関係も霊達の助力もあり、徐々に進展します。
霊は、お酒好きのおじいさん、ヘビースモーカーのおじさん、泣き上戸のおばさん、男の子の4人。
何故、この4人の霊がサンマンにとりついたのか?
ラストにその理由が明らかになった時、心が温かくなり、うるっときました。
個人的には、ヘビースモーカーのおじさん(コ・チャンソク)のいるだけで笑えるような存在感がお気に入り!