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どついたるねんのTRBのレビュー・感想・評価

どついたるねん(1989年製作の映画)
3.8
1番リアルなボクシング作品かもしれない

浪速のロッキー赤井英和の自伝的な作品

ロッキーはどっち?
バルボア?
マルシアノ?

リアルでも映画でも大和田に頭カチ割られている

その相手で演じてるのも、なかなか根性の入りよう

赤井を始め、チャンピオンクラスのほんまもんのボクサーたちが演じてるから手に汗は握る

麿赤兒と原田芳雄がとてもイイ
吃った話し方で身体が仕上がった原田芳雄がとてもイイ

大和田はとても日本人に見えない
マービン・ハグラーにそっくり

大和武士は優しい

まさかの輪島功一
レジェンド登場

美川憲一のシーンはナゾ

とにかくリアル
吐いてるシーンもガチ吐き
減量もガチ
だからラストのファイトシーンは胸熱

ラストの展開は言葉にし難い

あの背中
背中で語ってる感じがイイ

古き良き大阪、人情味のある作品。

親戚のオッサンこんなんばっかりやった

昔は西成チョーおっかなかった

新世界もずいぶん変わった
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