どついたるねんの作品情報・感想・評価

どついたるねん1989年製作の映画)

製作国:

上映時間:110分

ジャンル:

3.4

「どついたるねん」に投稿された感想・評価

赤井英和のボクサー現役時代を知るものとして、彼が俳優として成功するとは当時思いもしなかった。
本作は実際に彼のボクサー生命を奪うことになった事実をそのまま表現されている部分がありとても興味深い内容。
彼が減量に苦しむ試合相手に対し嫌がらせをするシーンが面白く印象に残る。
当時「かわいいなぁ」と思っていた女優の相楽晴子はキネ旬で助演女優賞、原田芳雄は同 助演男優賞、主演の赤井英和は同 新人男優賞をそれぞれ受賞。

赤井英和演じるボクサーは現役と引退の狭間で苦しみながらも躍動感あふれる奔放な行動が印象的だったと思います。

途中「ロッキー」や「あしたのジョー」などを思い出す場面もあるが、メディシンボール(というのでしたっけ?腹に落とすボールみたいな物)を見た時に漫画「ストップひばりくん」のボクシング場面(=ひばりくんが、メディシンボールを力いっぱいに投げて床が抜ける場面)を思い出して笑ってしまいました。(他にこんな人、きっと居ませんよね~(笑))

通天閣エレベータでの、赤井と相楽の手つなぎシーンは名場面だと思います。

赤井が歌う唄がKUWATA BANDの「BAN BAN BAN」だったりして、80年代を感じる作品でした。

ラストは、相楽晴子が「ボクサー(赤井)を死なせたくない」という想いで胸の中に隠しておいた黄色いタオルを投げ込んだ瞬間に、ボクサー(赤井)が相手を倒して、ボクサーの後ろ姿を映して終わるという名場面。印象的なラストシーンでした。

平成元年のキネ旬ベストテン第2位。
初)ボクシング馬鹿の再起話。赤井サンは俳優としてどうなの?って思ってますが、今作の役は彼しかつとまらないのでしょう…赤井サン以外の演者皆さんバッチリで(原田サンは特筆…)阪本監督の演出も良い、そんなにボクシングに興味ないので熱くはならないなぁ~
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.5
2017/1/30鑑賞(鑑賞メーターより転載)
赤井英和が自伝を自分で演じた、ということで当時話題となった一本。確かに、まだ俳優としての経験がほとんどない状態でぎこちなさは多分に残るものの、感情の込め方などはいくら自分自身が投影されているとはいっても素人はだしで、今すっかりいい役者になったことに十分納得がいく。復活劇の裏側の苦悩が丹念に描かれたドラマ部分もさることながら、やはり最も目が行くのは実際の試合のシーンだろう。命の危険があるという中で実際の日本チャンピオン(大和武士とか懐かしすぎるw)と繰り広げられる激闘は、ここだけでも一見の価値あり。
JBOY

JBOYの感想・評価

4.0
原田芳雄さんはやはり名優だったんだなぁ。。本物のボクサー達の中であの存在感と身体能力は凄い。
ボクシング映画は良作多し。
坂本順治監督デビュー作品。
赤井英和の自伝を本人で映画化した傑作。
脇を固める俳優陣も、原田芳雄、麿赤児、美川憲一等、燻し銀。
貴子役の相楽晴子も助演女優賞に相応しい素晴らしい演技。
1989年第63回キネマ旬報日本映画ベスト2位。
※赤井英和、大和田正春、大和武士の3人のリアルな物語を知ってると、より一層グッときます。特にラストの4回戦に臨む場面で大和田登場、赤井とシャドウのシーンは、ファンなら涙無くして見れない名シーン。

このレビューはネタバレを含みます

こんにちは✨😃
明日はせっかく有給休暇を取ったのに
九州は朝から台風直撃かもしれない?
念願のTOHOシネマズデビューの夢も
また先送りになるのかな?……
自然現象なだけに誰にも怒りをぶつけられない、
これは自分の運命を怨み自分をどつきたいです。
だから「どついたるねん」をレビューします💖

これも倉庫にあったVHSビデオ。
お父さんの所有物だったのは確実だから
ヤクザ物かヤンキー物かと思いきや
「どついたるねん」ってボクシング映画だった……
浪花のジョーと浪花の弁慶は知ってましたが
浪花のロッキーは知らなかった……

試合日まで減量苦を強いられ調整する毎日、
ボクシングって大変だ!
我慢して辛い目にあってその時が来たら殴り合う
トレーニングで痛い目に合い本番でも痛い目に合う
だからこそ勝とうが負けようが
自分に満足できる結果が出たときの
達成感が凄まじいのでしょうね。

古今東西ボクシング映画は数あれど
人間ドラマやファイトシーンが見所の作品は多い
でもこれにはトレーニングの厳しさ辛さ
それが伝わってきました。
お父さんにしては珍しくイイ映画残してくれていた
グッジョブ!!
エ イ ド リ ア 〜 ン!!
("浪速のロッキー"と呼ばれた赤井英和さんの自伝的な映画でした)

"赤井英和"と言えば…?
「アリさんマークの引越社」のCMで有名ですね♪
(追い出し部屋のシュレッダー係…月70時間を超えるみなし残業…等あまり良い噂を聞かない会社ですね〜)

ヒロイン、貴子は「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」で"ビー玉のお京"を演じた相楽晴子さんです♪
(現在はアメリカの方とご結婚されて、ハワイ在住だそうです)

その他にも、豪華な俳優陣が出ています!!
・麿赤児さん
大駱駝艦(だいらくだかん)の主催者で、大森南朋さんのお父さんです(笑)
(全裸金粉ショーの生みの親ですよ〜)
・原田芳雄さん
ボクシングのトレーナー役で身体張ってます!!
(50歳には見えない位、身体が引き締まってます)
・美川憲一さん
いわゆるパトロンの役でしたが、見た目通りの男好きの役でした(笑)
(もっと、端っこ歩きなさいよ〜)
・山本竜二さん
バーのマスター役ですが、このお方…超☆有名なAV男優なんです(笑)
(あの加藤鷹さんと肩を並べる位に名が通ってます)

ただね〜、お話が面白く無いの!
(ここ、大事だよね〜)

赤井英和さんがボクシング人生を引退するきっかけとなった試合を再現して、自身の諦めきれなかった夢を叶える為に映画の中でカムバックするというお話です。
(実際はカムバックせずに引退してタレントになりました)

"赤井英和"でググってみると、色々と面白い話題が出て来ました(笑)
(ボクシングをしていたお笑い芸人のトミーズ雅さんと同世代、亀田三兄弟の父親亀田史朗さんと地元が同じ、娘は女子プロレスラー…etc)

ボクシングはルールがあるスポーツなのに、赤井英和さんの言動や行動のせいで残念な物になってしまっていた気がしました。
(ワシにはボクシングしか無いんじゃ!って…知らんがな)

たくさんのボクシングジムやコミッショナーがこの映画に協力をしていましたが、どう見てもボクシングの発展と普及に役立つ映画では無いかな…と(笑)
(「あしたのジョー」には成れなかったかな〜)

最期に…
何故、この映画を観たのか…?
というお話を少し。
(それはもう、ドラマチックで…)

フィルマフレンドの片腕マシンボーイさんは「特命女子アナ 並野容子」、同じくフィルマフレンドのちゃんみゆさんは「どついたるねん」のレビューをそれぞれあげていて、相変わらず変な映画観てるな〜なんて思っていました(笑)
(どの口が言う!?)

後日、TSUTAYAの旧作ドラマ棚タ行でこの2本が隣り合わせになっているのを見つけた時、僕は神の存在を確信しました!!
(何でやねん)

あ、特にオチとかはありませんよ〜☆
(どついたろか!)
こういう生き様に魅力を
感じる人もいると思うけど
あたしはこんな身勝手な男大嫌いなのヨ〜
その振りかざした男のロマンを
あたしがどついたりたい。
面白かった。赤井英和はキンキ黄金期ドラマの印象。この映画でもずっとどなっていた。原田芳雄も美川憲一も出ていて嬉しい。
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