こぅ

スタスキー&ハッチのこぅのレビュー・感想・評価

スタスキー&ハッチ(2004年製作の映画)
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【ジョーカー】、【ハング・オーバー】シリーズのトッド・フィリップス監督による、
’75年の同TVシリーズの映画リメイクで、【アクション・コメディ】。


ベイ・シティ警察の刑事スタスキー(ベン・スティラー)は、真面目でタフな行動派。
そんな彼が新しくコンビを組まされたのは、お調子者の通称ハッチ(オーウェン・ウィルソン)。生活態度も職業理念も正反対の相棒だ。
ある日、巡回中の2人の元に、水死体発見の無線が入る。
ハッチの情報屋ハギー・ベア(スヌープ・ドッグ)の協力を得つつ捜査を進めていくうち、ある大規模な麻薬組織が浮かび上がってきた…。


時代設定が'70年は
好物だが、らしさ(リスペクト)が出せていない⤵︎
故に折角
名車フォード・グラントリノが出てきても現代の目でヴィンテージカーが出てきた感覚にしか見えない(背景に馴染んでない)⤵︎


'70年代特有の
ユルユル感も出しているが、出し過ぎちゃって、'70年代の上質バディ・アクション・コメディのようなコメディとシリアスの絶妙な比率になっていない⤵︎(【破壊!】はお手本)
厳しく言えば、硬派が皆無の若干アクションっぽいコメディ。
銃撃戦やカーアクションに特化してないのが一因か。
爆破がモノホンだったのは良き。

冒頭から
ユルユル展開で犯人も犯行も見せて、スタ&ハ2人が目星をつけるのも早い。
そこから遠回り(おバカ)を見せていく。
が、コメディとしてわざとらしくてそんなに笑えないハンパ物。
ムショへの面会で、ゲイ囚人(ウィル・フェレル)から情報をもらう為に2人が◯の物真似をさせられるのが一番の笑いどころ⁈

中盤のスタスキーの ディスコダンス対決 は申し訳ないが特には不要だろう⤵︎

クライマックスでは
若干ハズしてくるが、そこからの締めは呆気ない。
ハギー役、スヌープ・ドッグは中々美味しい役。
ベンスティはキレても全く凄み無いな⤵︎
リース(ヴィンス・ヴォーン)の愛人、キティ役のエロ ジュリルイを久々拝みたかったのに出番少なすぎ〜。


ラストには、◯◯が〜!!

EDロールは、ほっこりでは無いNG集。

サクッと楽しめはしたが、
出来が合格とは言えず(掴みどころなく)、
シリーズ化に至らなかったのだろう。
こぅ

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