かつての職場に映画好きの不思議系サブカル女子がいた。
ある日、いつも通り仕事帰りにTSUTAYAに寄ろうとしていると
「面白そうだからついてってもいいですか」と無邪気な笑顔で一言。
…惚れてまうやろー!!
スグスキニナールを処方されていた当時の俺は、その日以来彼女のフェイバリットムービーを聞き出しては片っぱしから視聴して親密度を上げるという地道な攻略ルートを選択する。
その後順調にデートを2回重ね、勝負の3回目で映画『ダークナイト・ライジング』をセッティングするも、「彼氏がいるのでやっぱり行けません!」との爆弾発言によりあえなく玉砕。
律儀にデート3回目で告白しようとしていたマニュアル男子、gungchangのダークナイトはライズせず。
そんな彼女の好きな映画で唯一地元のTSUTAYAでレンタルがなく4000円もかけてセルを購入したのが本作。
オススメです。
※表紙の女の子はピューと吹くジャガーとは一切関係ありません。