この映画の一番の欠点は、モノクロだということでしょうね。
ヒッチコックの映画である、という以前に、女優ジェーン・ワイマンのアカデミー主演女優賞受賞第一作が売りの映画なんですから、主演女優の見せ場を作らなくては。
ルックスいまいち、スタイル抜群、服のセンスも演技力もあり、の女優さんですから、出来ればロングショットでカラーで見たい。白黒では、敵役のディートリッヒさんに大いに見劣りしてしまいます。
サスペンスとしては、前半は面白かったけれど、後半は今一つでした。
ヒッチコックさんの映画としては・・・あの、これ、反則ですよね?
(着せ替え女優はカラーで見たい 2011/2/9記)