パッと見の設定はホラー映画によくありそうなもの。
引っ越してきたばかりの新居で次々起こる奇妙な出来事。
もうこの設定だけで、“見えない何か心霊的なもの”の恐怖に震える映画なんだろうなと思ってしまうわけで。
そしてそんな展開になっていき、ちょっと間延びしそうだなというちょうどいいタイミングで“むっちゃ見える人間的なもの”がガッツリ現れる。
で、また“見えない何か”に怯えて怯えて怯えて、、、いいタイミングで“むっちゃ見える”
このメリハリがすごくいい感じで、いろんな種類の“恐怖”を感じながら楽しむことができる映画。
後半のホラーなのにシュールな世界観も大好物。
物語の根底も、ただ単に新居に来たら呪われたっていう単純な物でなく、もっと根深い物であるというのがまた、映画に深みを出してくれたと思う。
続きが気になる。