10000lyfh

アタック・オブ・ザ・キラートマトの10000lyfhのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

モンスターパニック映画のパロディ映画。1950年代後半の一連の "Attack of the ~" タイトルの B級映画を、強く意識していると思われる。現在ではネタ元となった映画群よりもよく知られよく観られているのは『フライングハイ』同様だが、本作は圧倒的にクォリティが低い。それが、元々 B級とされるジャンル映画のパロディという主旨とうまく結びつき、カルト映画化。何より、巨大トマトが(転がりながら追いかけはしても)人を襲う明示的な映像がなく、観客に脳内補完を強いるって笑。トマトと戦う FIA 捜査官の 5人チーム、ホワイトハウス報道官、女性新聞記者の 3視点で進行するが、FIA 捜査官チームメンバ 3人はほぼ何もせずに消え、政治風刺、広告業界風刺、オリンピックアスリートのステロイドドーピングなどの時事ネタを詰め込み、最後に FIA 捜査官と記者が唐突に恋に落ちるなど、雑すぎストーリー。テーマ曲に、トマトがその酷さに萎縮する「思春期の恋」と音楽もダサい。サンフランシスコ映して「ニューヨーク」テロップ笑
10000lyfh

10000lyfh