ももさく

カラフルのももさくのレビュー・感想・評価

カラフル(2010年製作の映画)
2.5
ここは天国や地獄に行く手前なのかな?と思う始まり。死んだと思われる人物が案内人プラプラに「おめでとうございます。抽選に当たりました。大きな過ちを犯して死んだ罪な魂です。もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスを与えられました」と言う事でもうすぐ死ぬ小林真と言う少年の魂と入れ替わりに人生をやり直す。

小林真(冨澤風斗)中学3年。美術部に所属。

小林満(中尾明慶)真の兄。成績優秀。

真の父親(高橋克実)普通のサラリーマン。

真の母親(麻生久美子)不倫していた。

プラプラ(まいける)関西弁なまり?の少年の姿をした天使。

佐野唱子(宮崎あおい)真の変化にすぐ気付く。過去の自分と真がにていると思っていた。

桑野ひろか(南明奈)中学2年。援助交際している。

早乙女(入江甚儀)真の初めての友達となる。

とにかくイライラしっぱなし映画。頭では分かってる。色んな事情があって、そうなっちゃったんだねと。それでも母親に対する態度とか本当イライラする。

ちょっとした事なんだけどパンにバター塗ってあげるとか、そんな事自分でやれよ!って見てて思うんだけど色々あって家族が変わっていったんだねってのがわかってくると仕方ないのか...とも思う。

病んでる人間には周りにいる人間がどれだけ重要なのかがわかる。

プラプラの喋り方にもイライラする。内容は重いし暗い。生きていくのって大変な事が多いよなぁと思えてならない。主人公が強く優しくなっていく様は良かったけど私は泣けなかったしこのアニメのような家族はいそうだなとも思った。仲良く幸せに暮らすのが1番に決まってるけど、生きてりゃ問題だらけだもんなぁ。その中にも幸せがあるから生きていられるだけだわ。

頭変で狂ってるのが普通。人間は一色でないと言う事。

見るの3度目くらいで久々の鑑賞です。スッキリ終わるし作りとしては好き。けど終わりまでほぼ暗いし重いから見てて楽しくない。

この映画どんな人が見ると響くのかな?弱い人程理解できるのかもしれません。悩みなく幸せな人には理解しにくいかも。

俳優や女優の声優ばかり。おおかみこどもの時の宮崎あおいとは大分違う感じ。違和感なかったからみんなうまかったのかな?。

エンディングはmiwaが歌うブルーハーツのカバーの「青空」

劇中ではアンジェラアキの「手紙〜拝十五の君へ〜」

イメージソングもmiwaが歌う尾崎豊のカバー「僕が僕であるために」