ぺぺ・ダンカート監督デヴュー作で、【宗教サスペンス】。
原題:セマナ・サンタ=祝祭の名前。
スペインのセビージャの祝祭1週間、マリア刑事(ミラ・
ソルヴィノ)が転属になって即、殉教者串刺し殺人事件発生。
死体発見者の老婆(アリダ・ヴァリ)からスペイン内戦時の話
に遡る…。パートナーは、トリオ刑事(フェオドール・
アトキン)とケマーダ刑事(オリヴィエ・マルティネス)。
そもそもミラが綺麗で華奢でスタイルも良くミニスカ
(美脚)、パンプスを履いたり、ファッションも全くデカに
見えない(捜査舐めてる)のはご愛嬌⁉︎
まぁまぁ活躍もするが、足手まといでピンチにも見舞われるの
だが(2、3日休職命令も下る)。
テンポ、ロケーション共に悪く無い(闘牛シークエンスがある
からスペインムード)。
脚本は、ご丁寧に犯人の手掛かり満載、途中で覆面取り、顔も
ご披露。怪しい人物予想はついていたが、黒幕まで 途中で
判明 させてしまい、親切いや、不親切で【推理の楽しみ】
は皆無。
捜査もトントン拍子に(テンポに偏り無く割とバランスは
良いかな)。
犯人の【全身赤尽くめ】で行動って、目立ちすぎやしないか。
中盤の犯人がマリアに投げた◯で、手が階段の手すりに釘付け
‼︎身動き取れずって、、有り得なく、誰もが漏れ無く突っ込む
処でアロー(←)。
↓
怪我をしてから、それまで女性蔑視してたケマーダのマリア
への対応が別人格に優しくなるのも違和感(怪我した姿見て
女らしさを感じたのだろう⁉︎)。
マリアの犯人一味への 暴言と唾吐き は、良かった。
クライマックスは、え⁉︎⁉︎かなりショボい決着〜
この ボケボケジャケ写 のように総体的に緩〜く、締まりの
無い仕上がり。
*【サスペリア】のアリダ・ヴァリ(81)は、大分恰幅良く
なられたが、ラスト(遺作)まで堂々たる存在感ある大女優
だったと拍手。
↑
0.1加点。
*久々観たミラ・ソルヴィノ(35)は滅茶魅力的(タイプ)
だった。
↑
0.2加点
↓
ミラファンのみの嗜好品。