けーな

ダブリン上等!のけーなのレビュー・感想・評価

ダブリン上等!(2003年製作の映画)
3.4
アイルランドのダブリンが舞台の青春群像劇。

IFTAアワード(アイルランド・アカデミー賞)で、作品賞・監督賞・脚本賞の3冠を独占したのだけれども、それは、アイルランドが舞台だからってだけでは⁈ そこまで素晴らしい作品とは、到底思えなかったわけだけれども、今は、有名になった俳優達が、まだ若くて無名の頃に出ていた作品なので、その姿を見るだけで、面白かった。

どの話も、ドタバタしているけれど、最後に、それぞれが、ちゃんと伏線回収して、みんなが繋がって終わるところは、なかなかお見事だった。

コリン・ファレルは、昔から、この八の字眉毛なんだな。弱々しい雰囲気のキリアン・マーフィー。観終わって、調べたら、キリアンとコリンは、同い年。イギリス映画でよく見かけるバイプレイヤーのコルム・ミーニイ。この3人は、アイルランド人。

ケリー・マクドナルドとシャーリー・ヘンダーソンが姉妹役で、シャーリーの方が妹を演じていたけど、実際には、シャーリーの方が9歳年上。ハリポタで嘆きのマートルを演じていた人だけれど、彼女は、1965年生まれなので、ハリポタの時にも、幾つだったのかな、若く見えるよね。今回のヒゲには、笑った。そう言えば、ケリー・マクドナルドもハリポタに出ていたことを後から思い出した。レイブンクローのゴースト「灰色のレディ」役。

エンディング曲は、ザ・クラッシュが歌って有名になった「I Fought The Law」をコリン・ファレルが歌ってる。
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