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人喰いネズミの島/キラー・シュルーのslowのレビュー・感想・評価

2.7
「その日、我々は思い知った…
奴らの貪欲なる食欲を!
貧弱なカゴの中にいた屈辱を…」

毛むくじゃらの体毛…鋭い牙…
犬サイズの巨大ネズミが人を襲う!
「キキキッ」と鳴く声がブキミで
幼い頃の私は衝撃を受けた!(゜ロ゜;

「あのヌルヌル動き回る謎の動物は
どうやって撮影したんだろ…」
大人になって調べてみるとビックリ!!

なんと,本物のワン公に着ぐるみを着せ,
走り回らせて撮ってたらしい…w
…なんとゆう斬新な撮影方法!(゜ロ゜)
白黒の見えにくい利点も生かし、
見たことのないキモクリーチャーに見えた!w

内容はホラゲのようにシンプル♪
孤島で小屋に立てこもった人間達が
飢えた巨大ネズミの群れから
逃げ延びるべく試行錯誤するモノ。

キャラの個性も立ち、
イラつく男との女の奪い合いなど、
人間パートにもドラマがある。
ただ殴り合いシーンになると、
主人公があまりに強すぎるから、
ボッコボコにしすぎて引いた!Σ( ̄□ ̄;)

こもる事で悪い方向になるのも
面白いけど、一番面白いのが「脱出方法」‼
『トレマーズ』の「棒飛び」にヒケをとらない
童心をくすぐらせる脱出劇は見モノ♪

白黒だからできるモンパニ作品として
がんばった賞を授与したい!♪w
これが『ゾンビーバー』に受け継がれた!
のかもしれない…。
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