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トロン:レガシーのwisteriaのレビュー・感想・評価

トロン:レガシー(2010年製作の映画)
4.2
『トップガン マーヴェリック』で絶賛爆速フライト中のジョセフ・コシンスキー監督。その過去作品をさらに観てみよう!ということでこちらをDisney+で初鑑賞。

前作『トロン』(1982)の約30年後を描く続編ということで、ここですでにしてトップガンと同じく80sのレガシー継承作を撮っていたのか。作中デジタル世界「グリッド」でのバイクや飛行機などメカアクションがスタイリッシュで格好良い!

ポケベル📟のメッセージに導かれて昔のゲーセンにやって来たら失踪した親父の作っていたハイパーなデジタル・ワンダーランド「グリッド」に入り込んでしまうお話。このレトロかつハイパーな世界観にダフトパンクの音楽が実にぴったり♫当人2人もちょっとだけ出演してます。

同監督作の『オブリビリオン』にも感じたけど、描写がとってもneat and clean。華麗なアクションからは血と汗の臭いをいっさい感じない。そこがまた人によっては物足りなく感じるところではあるのかもしれない。新作トップガンでの成功は、この監督の資質にトム・クルーズのエモさが注入されたことによると言えるか。

ストーリーは前作同様分かりにくい上に結局結論どーでも良い感じが多分にありつつも💦、前作より進化した綺麗なCG映像表現と清潔感溢れるミニマルな世界観に浸れる個人的には好みの作品でした!
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