あっくん

ラジオ・フライヤーのあっくんのレビュー・感想・評価

ラジオ・フライヤー(1992年製作の映画)
4.4
気になった作品を消化中🎶( ꈍᴗꈍ)
名子役二人の演技がダイヤの原石かの様に光る作品💎✨

🛩️あらすじ
1969年、マイクとボビー兄弟は離婚した母親メアリーに連れられ、カリフォルニアの田舎町で母の再婚相手のキングという男と一緒に暮らすことになったが、キングは粗暴な男でボビーは彼からひどい暴力的虐待を受ける。
2人は誕生日にもらったラジオ・フライヤー引いて遊び、困ったことがあると、お願い山という岩山に願をかけていた。
ボビーの痛々しい姿を見かねたマイクは、かつて少年時代に自転車でお願い山からフルスピードで降りて空を飛んだという伝説の少年フィッシャーの協力を得て、ある計画を進める⁉️

※ラジオフライヤーとは、小さなおもちゃワゴンの事。(大体赤い色で個人的によくスヌーピーで見かける🎶)

🛩️感想
名子役二人の演技が素晴らしい✨✨(*゚∀゚)
母親を心配させたくなくて抵抗できない弟君とそんな弟を庇おうとする兄…
ピュアで健気すぎて、マジ天使💦💦(*´艸`*)
そんな天使達が虐待という重いテーマに巻き込まれるのが辛すぎ‼️そして義理父が鬼畜過ぎる‼️💢💢(# ゚Д゚)
そんな近くにはいつも二人を守るシェパード愛犬シェーンがまた、味のある存在感✨✨
絆と大切な約束…。夢や純粋な心…。
大人になって忘れかけた何かが、本作には色々と詰まっています✨
現実とファンタジーが混ざってながらも、色々と考えさせられた作品です。

🛩️ラストについて
本作のラストは突発的展開については賛否両論があり、評価の明暗が分かれています。
「え⁉️、え⁉️」( ゚д゚)ポカーン…っと私自身も呆然としながら観ていましたが、色々と考えさせられます…。
観方によっては切なさや悲しさを感じられ、リアルではなくファンタジーとして割り切ればもしかして…❓

今現在も続く幼児虐待…悲惨な事件がニュースで流れては心を痛み、怒りを感じます…。
そして本作の映像のラストに、子供を助ける相談ホットライン(緊急連絡用直通通信線)の案内が映し出されていました…。
もしかしたらほんの少しでも希望を持って立ち向かえば、何かが変わるかもしれない…。
辛い体験をする子供達へ勇気を促すメッセージかもしれません…。(・・;)

純粋で子供ならではのファンタジックなラストシーンですが、どう捉えるのかは観る人次第ですね💦
ただ、大人マイクが語っていた台詞…「過去は心の中に、真実は物語の中に…」
…それが答えなのかな…❓(´・ω・`)

🛩️キャスト陣
監督はリチャード・ドナー(リーサル・ウェポンシリーズ、グーニーズ、スーパーマン)
マイク役の名子役イライジャ・ウッド(ロードオブザリングシリーズ、8月のメモワール、フリッパー)
弟ボビー役のジョゼフ・マッゼロ(マイフレンドフォーエバー、ボヘミアンラプソディ、ジュラシックパークシリーズ)
母親役のロレイン・ブラッコ(リゾーリ&アイルズ、バスケットボールダイアリーズ、最新版実写ピノキオ)
最低の義理父役にアダム・ボールドウィン(フルメタルジャケット、ドラマCHUCK)
大人マイク+ナレーション役でまさかのトム・ハンクス(ラングドン教授シリーズ、グリーンマイル、最新版実写ピノキオ)等。
個人的に嬉しいのが冒頭(白黒部分)でエルデン・ヘンソン(マイ・フレンド・メモリー、シーズ・オール・ザット)がチョイ役で出ていた事🎶
あっくん

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