こぅ

優しき殺人者のこぅのレビュー・感想・評価

優しき殺人者(1952年製作の映画)
4.0
祝‼︎達成‼︎
念願だった個人的贔屓なライター、メル・ディネリ作品(昨年
秋頃公開)ついにコンプリート‼︎‼︎

製作70周年記念(198円DVDもジャスト70作目)。

1918年、ハワード(ロバート・ライアン)は、家の片付けを
請け負う仕事をしている。

冒頭、いつも通り仕事を終えて、帰ろうと夫人を呼ぶと、、
ある現場に遭遇し、一目散に尋常じゃない逃げっぷり、、

この【違和感】の意味するものが後々分かってくる。

ヒッチ【サ◯コ】より8年前の 始祖的ストレート な走りと
捉えられそうだ。

70年前にこの 題材 は攻めてるな〜。
実は【シャ◯ニング】寄りか⁈(そう思えば階段シーク
エンスも似ていた⁈)。

記◯障害、躁◯病、◯重人格、、
治療しようにもドクターをも自ら拒絶してしまうから厄介な
男。

ハワードが翌日、仕事で入ったのは未亡人ゴードン(相田・
ルピノ)の家、、

ハワードは最初穏やかでもスイッチが入ると【誰も自分を認め
てくれない‼︎】と悲観、被害妄想が滅茶強く、自分を勝手に
追い込んで迫ってくるから怖い‼︎
特に目的が無いのも怖い‼︎


兎に角、下手に出てハワードを落ち着かせ、家から追い出し
たいゴードン夫人。


カメラと演出上々、要所要所の劇伴も恐怖を煽り絶品!
バイオレンスがほぼ無くも心理的恐怖を演出!

偶に他人が尋ねて来て流れが変わるアクセントもあり、緩急も
あるが、、
密室劇とシンプルな2人のシチュエーションだから後半戦は
息切れ気味、間延びに感じた。

とは言え、名優2人だからこその【演技合戦】は見応えあり、
それだけでも観る価値あるクオリティ。

お二方の新境地⁈と言えそう。←0.2加点。

気絶した相田さんの お顔 がお美しい〜


終盤歯切れ悪かったが、
想像するに静かに 収まるところに収まるだろぅ 締め。

一番 お利口さん だったのは、、ワンコのコーキー。


*何気にクリスマス映画⁈

*観た方なら分かる
冒頭の◯顔、あれ絶対NGテイクだよな⁈⁈
こぅ

こぅ