このレビューはネタバレを含みます
不器用な女性ブリジットが、恋に仕事に奮闘し最後はありのままの自分を愛してくれる男性と結ばれるストーリー。
シンプルな「良い話」映画なんですが、ストーリー展開は在り来りな感じも否めない…。
パーティでの進行や謎の料理を作り上げる、ブリジットのおバカさを強調する演出に対して、冷静にストーリーを俯瞰するとブリジットさんめちゃモテてるんですよ。
ダニエルもマークもイケメンで高収入。性格に難ありではあるものの、お互い綺麗なパートナーもいたり。
そんな男二人がブリジットを取り合って(過去のいざこざもあり)殴り合いの喧嘩をするほどです。
完璧よりはお茶目なところのある女性が魅力的なのは分かりますが、さすがに有り得んやろ、という気持ちが強く冷めた気持ちになってしまいました。
ですが事実としてこの映画は女性の共感を多いに呼んで大ヒットしてるわけです。ワインで潰れまくるもんだから、当時はシャルドネが売れなくなったとか。
男がなかなか知り得ない勝負下着問題とか、リアリティのある描写は確かに「分かるわ~」となりそう。