ベビーパウダー山崎

フリーウェイ/連鎖犯罪 逃げられない女のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

4.0
一切、媚びずヘラヘラせず腐った男ども(少女を性的消費する男性社会)に罵声と血みどろの暴力で立ち向かうリース・ウィザースプーンが最高過ぎる。底辺でサバイブしてるからと言って魂まで売り飛ばす必要はない、潜在的偏見にはナイフ片手で死ぬ気で戦っていく。少女を殺して犯す変態鬼畜にキーファー・サザーランド。終盤は脱獄した不良少女と障がい者の鬼畜との殺し合い。素晴らしい、いいもん見た。物語の下敷きは『トリック・ベイビー』が「ヘンゼルとグレーテル」で本作が『赤ずきんちゃん』!どちらもブレーキかけずにヤりきっていて二本合わせてマシュー・ブライト優勝です。近い内にカルト映画としてシネマート新宿あたりでリバイバル上映ありそう。俺はこういった作品が女性映画のど真ん中だと思いますけどね。冒頭二秒の授業シーンから面白いよ、オススメ。