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七月のクリスマスのScreen7のレビュー・感想・評価

七月のクリスマス(1940年製作の映画)
3.8
多額の懸賞金が出る、コーヒーメーカー主催の標語キャンペーンに応募したカップル。男性の同僚がイタズラで偽の当選の電報を送ったところ、当たり前だけど2人は大喜び。勘違いはコーヒーメーカーの社長にまで伝染して、本当に小切手が渡されて、季節外れのクリスマスに浮かれる2人だけど…というストーリー。この作品は1時間ちょいしか尺はないけど、最後まであちらこちらで色んなことが起きていて面白い。誤送金騒動じゃないけど、この2人に関しては当選したと純粋に思い込んでるから気の毒ではある。でも車にパンパンに荷物を詰め込んで、大勢の人にプレゼントする姿は、完全にトナカイ不在のサンタクロース。この偽クリスマスが本物になってくれ!と心から思いました。
当選した標語を聞いた社長の純粋な反応が面白い。「〇〇部突破」とか「著名人の△△が推薦」とか書いてあると、頑張って良いところを見つけようとしてしまうもの。先入観は恐ろしいね…でも、オチも含めてほっこりできる物語です🐈‍⬛
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