FIFAワールドカップに湧いている今なので、サッカーの映画を観た。今晩(明朝)の日本×スペイン戦、どうなるかな。
本作は、英国サッカー界の偉大なる指導者ブライアン・クラフ(1935-2004)を描いた伝記的映画。この人のことを全く知らなかったけど、面白かった。
クラフが偉大な指導者となるより前の、未熟だった頃の話。とにかく、未熟さが、半端なくて、最低な奴だった。サッカーのみならず、指導者として、というより、人間としての在り方を教えてくれる映画だった。
監督は、オスカー監督のトム・フーパー。キャストも、イギリスの味のある俳優ばかり。クラフを演じるのは、マイケル・シーン。ラストで、クラフ本人の画像が出てくるけど、そっくりだった。ティモシー・スポール、スティーヴン・グレアム、ジム・ブロードベント、コルム・ミーニイ、皆、渋い演技だった。
