田舎町に奇怪な連中が出没、住民を殺害する。
その正体は、湖に落下した隕石の影響で食人鬼と化した付近の住人達。
放射能を含んだ隕石が原因でゾンビ発生という、ロメロの『ゾンビ』の設定を堂々とパクった作品。
妙に少人数のゾンビ団が田舎町をうろうろする映画。
当然、「あの」エイリアンとは無関係です。
よく言えばのどか、悪く言えばグダグダで、銃撃や格闘や破壊もなく、全編和やかにストーリーが進む。
ゾンビに襲われるシーンは、どういうわけか、無声・無音でまったく盛り上がらない。
そもそもゾンビの接近に気付くのが遅すぎるし、気付いても逃げないから無駄に人が死んでいく。
あと、グロシーンは全然なく、集団でゾンビが被害者をマッサージしてるだけ。
でも、水中から急に現れたりするゾンビは何となくちょっと面白い。
そして突然のENDロール。
何も解決せず、特にオチも無く、本当に唐突に終わってしまいます。
これはかなりの上級者向けです。