ノッチ

エイリアン・デッドのノッチのレビュー・感想・評価

エイリアン・デッド(1980年製作の映画)
1.0
田舎町に奇怪な連中が出没、住民を殺害する。

その正体は、湖に落下した隕石の影響で食人鬼と化した付近の住人達。

放射能を含んだ隕石が原因でゾンビ発生という、ロメロの『ゾンビ』の設定を堂々とパクった作品。

妙に少人数のゾンビ団が田舎町をうろうろする映画。

当然、「あの」エイリアンとは無関係です。

よく言えばのどか、悪く言えばグダグダで、銃撃や格闘や破壊もなく、全編和やかにストーリーが進む。

ゾンビに襲われるシーンは、どういうわけか、無声・無音でまったく盛り上がらない。

そもそもゾンビの接近に気付くのが遅すぎるし、気付いても逃げないから無駄に人が死んでいく。

あと、グロシーンは全然なく、集団でゾンビが被害者をマッサージしてるだけ。

でも、水中から急に現れたりするゾンビは何となくちょっと面白い。

そして突然のENDロール。

何も解決せず、特にオチも無く、本当に唐突に終わってしまいます。

これはかなりの上級者向けです。
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