猿山リム

俺たちプロボウラーの猿山リムのレビュー・感想・評価

俺たちプロボウラー(2007年製作の映画)
1.6
 なんとなく気になったから購入。
 バカ映画保証のトランスフォーマーを信頼しての暴挙。

 適切な原題に出鱈目な邦題を突けちゃうことはよくあるけれど・・・この作品の原題は「7-10 SPLIT」。
 ボウリング物でこのタイトルだと、オチまでほぼ読めちゃうのよね・・・。
 原題が酷いという方向で、邦題の方がよいという稀有な例。

 雑にあらすじをなぞると・・・。
 ハリウッドで役者を目指すピザ店員が、息抜きで遊んでいたボウリングでスカウトされて活躍する話。
 特別、ドラマとかコメディとかロマンスは無い。
 おっぱいシーンは複数あるけど。

 コスプレプロボウラーというアイデアで、一本映画を撮ってみたけれど、思ったほどハっチャケられなかったのは、色々しがらみがあったのかしら。
 選手自身の演出・演技・パフォーマンスで成績+αで盛り上げる。
 なかなか、そういうゆとりのあるスポーツは少ないから、活かし切れたらもっと面白くなっちゃったかもしれないけどなぁ。

 全米を大移動するロードムービーの要素を詰め込みながら、ほぼほぼボウリング場という屋内の撮影で誤魔化す、低予算ロードムービーの手法は見事。

 トランスフォーマーの方なのに、「アホ」に力を入れていて、アホウドリのパフォーマンスをするアホの坂田タイアップ。
 日本語吹き替え版には、見つけると幸せになるともっぱらの、坂田吹き替えシーンもあるらしい。
 や。映画本編の冒頭でも喋ってられるのは聞いたけど・・・。
 吹き替えと日本語と二周も見るのもなぁ・・・と、確認はしてない。
 いつか、幸せを見つけたくなった時に取っておくことにします。
猿山リム

猿山リム