Screen7

ファンボーイズのScreen7のレビュー・感想・評価

ファンボーイズ(2008年製作の映画)
4.1
賛否両論のようですが、私は好き!
"スター・ウォーズファンのための
スター・ウォーズファンによる映画"
ってだけあって、ネタが超細かい。笑
下品でくだらないところも多いけど
単純に面白いし観ていて本当に楽しい。
SW好きで尚且つパロディやパクリ許せる人なら堪らない映画だと思います〜〜!

「遠い昔はるか彼方の銀河系…」ならぬ
「ちょっと前、そう遠くない銀河系で…」
と始まり、真のエピソード7は『フォースの覚醒』だけど、この映画の公開時はまだ決まっていないからか、今作がエピソード7『サーガの帰還』という設定。

ストーリーは…
時は1998年。オハイオに住む青年たち=ファンボーイズのお話。
主人公エリックは、ハロウィンパーティで幼馴染ライナスと再会したけど、絶交状態。
しかし、ライナスは末期ガンで余命僅かということを2人の友達から聞き、ライナスのために彼が楽しみにしているSWの新作『EP1.ファントム・メナス』のフィルムを盗みに行こうとします。
「199日3時間33分31秒後にエピソード1が公開される」という時間設定なのですが、これでは余命3.4ヶ月と宣告されたライナスは間に合わないのです…泣

ハッチの車の上にR2-D2がいるし
部屋もスターウォーズのグッズだらけ
スターウォーズのTシャツ着てたり
ダース・ベイダーみたいにグローブしてたり
格好からもSW愛が伝わります。ツボ!

スター・ウォーズファン vs スター・トレックファンの戦い。
それぞれお互いの作品へのディスりがなかなか酷い。笑
私はスター・トレックは未鑑賞だけど、トレッカーなら興奮必須なゲストも登場しますよ〜
そして!病院のお医者さんがキャリー・フィッシャーさんご本人とは…!
これだけでも嬉しいのに、あの名台詞「I love you」「I know」もやってくれてテンション上がりました…!

ハリソン・フォードのことを「ハン・ソロ、インディ・ジョーンズ、デッカード…失敗作は1本もない」と褒めちぎった直後に『6デイズ/7ナイツ』の広告があったのが面白かった。笑
観たことないけどfilmarksでも評価低いし、アメリカでも駄作って言われてるのかな。笑
これとは別で、他にも広告の面白いと思ったのは、警官から逃げてる時に広告に突進してその跡がダース・ベイダーみたいになっているシーン。本当にこだわりを感じます〜〜

基本ドタバタコメディだけど、感動的なエピソードもあって良かったです。
「映画のためじゃない
旅の目的は____ 僕たちの絆さ」
友達ってやっぱり偉大だなって思えます。

最後の映画館のシーンの盛り上がりが最高すぎて…
コスプレしている人も多くて、ファンしかいない中で観る映画って絶対楽しいなって思いました。
あの中に混ざりたい。笑

もう一回観たら、まだまだ細かいところに新発見がありそうな映画です〜!
かなりマニアックなネタが出てくるので、細かいところまで観てる人ほど楽しめるのでは。
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