hideharu

ハイヒールのhideharuのレビュー・感想・評価

ハイヒール(1996年製作の映画)
1.9
2018.6.9 DVDで鑑賞。

鑑賞中からだんだん何を見ているのか分からなくなってくる。

製作時期には香港では三級片の実録残酷物が流行っていたのでこれもその一つかと思って見始めたけれど、特に「これは実話です」的な導入もない。
それどころか巻頭イキナリ牛の撲殺、解体とあまり本編には関係ないけど残酷な描写に「おおっ」となる。
怪しくて共感できない登場人物ばかり、その上に話の整理が全くついてない。

香港の下町の靴工場。工場といっても手作業で働き手は数人の掘っ建て小屋みたいな感じ。

ヒロインと工場の息子、ビッチな女子大生の三角関係ドロドロのドラマ。
皮剥殺人事件、皮は靴に加工。どうもヤクザが絡んでいるよう。
警察も絡んでくるぞ。
エロシーンでは女のヘアヌードは香港ではOKな様子だが日本ではボカシ入り。
どうでも良いエピソードも多い。アレレ、ヒロインは好きな男と結ばれるのか?と思いきやオナニーしながら夢みてた。
そして最後は何故か銃撃戦。敵のヤクザは応戦するのにどこからともなく手榴弾を出したりする。ドラえもんか?

アレコレと詰め込んだ90分。訳がわからない。詰め込んだ割にはあまり面白くないのも凄い。
hideharu

hideharu