カップルが旅行中、道の真ん中に立っていた男ショーン・ビーンを轢きかける。
乗せたくないから逃げるものの、次のガソリンスタンドで後続のトラックに乗せてもらった件の男と出会う。
断れずに乗せてしまうと男は豹変、2人共殺されそうになる。
振り落として逃げ、目的地へ移動中にファミリーの車に同乗している男を擦れ違う。
警告しようとして事故に遭い車を放棄して歩いていると、先程の車と子供と母親は殺され瀕死の重傷の父を見つける。
その車に乗って爆走、ダイナーを見付けて警察に連絡を頼む。
その間に父親は死亡、やって来た警察官に逮捕されて女は取り調べ、男は牢屋にブチ込まれる。
警察まで追ってきたショーンが駐在していた2人の警察官を殺害。
急に連絡の取れなくなった派出所を不信に思い、パトカー4台で駆け付ける。ニールも参上。
ニールの推理により、女は取調室、男は監禁されていたなら誰が殺したんだ?と別の犯人の可能性に気付く。
しかしそんな事を知らないカップルは警察官の銃を奪って歩いて逃走中。
追ってきたショーンを見付けて小屋に隠れていると警察官も登場。彼氏を確保され、思わず銃を突き付ける彼女。
警察官の銃を奪って、パトカーに同乗して逃げようとしているところで隠れていたショーンが警察官の頭を撃つ。
それを応援に駆け付けた警察官が目撃し、報告。かなりの数のパトカー追われる身になる2人。
無線でニールがとりあえず車を止めろと説得するものの 捕まる訳にはいかないんだ!と加速、ヘリもいるのに。
そうこうしている間に別の車を手に入れたショーンが追ってきて、パトカー6台くらいを粉砕、ヘリも撃ち落とす。
やばい…!となった所でパンクした車は停車、ショーンはそれを抜き去って去って行く。
そのまま夜まで荒野を彷徨い、モーテルに侵入。家に電話をしようとするもフロントを通すしかなく、悲しみのシャワー。
公衆電話を探して来るぜ、すぐ戻る とモーテルを出て行く彼氏。映画を観ながらいつの間にか寝てしまった彼女の元にショーンが登場。
なんとか撃退し、外に出て帰ってこない彼氏を呼び回ってると、トラックとトラックの間に腕と足を鎖で繋がれた彼氏を発見。流石に笑ってしまうシーン。
運転席に座ってちょいちょい…っと進んだり進まなかったりして彼氏を痛めつけるショーンを銃で脅して止めさせようとするものの、撃てよ という挑発にヤダヤダしてる間に警察も到着、役立たずめ と言ってトラックを発進、彼氏は千切れてしまう。ここも うそぉとなって笑ってしまうシーン。彼女迫真の ノォォー!が効いている。
そして警察署で診察を受け、何故かショーンの護送車の後ろに着いていく形で彼女も両親が待つ場所へ移動。
案の定手錠を外したショーンが暴れて事故になり、ニールは衝突した衝撃で足が挟まれて動けなくなる。
彼女はニールの銃を奪って もう逃げない とか言って護送車へ。案の定銃を奪われて逆に護送車に閉じ込められて火を点けられる。
脱出したショーンはニールを撃ち殺すものの、爆破された護送車からなんか無事に出て来た彼女に撃ち殺されて終わり。
80年代の名作をマイケル・ベイという大物がリメイク。
元の作品は未視聴だけれど、ヒッチハイクはサスペンスの王道よねぇと視聴。
したんだけど…。
ショーン・ビーンもニール・マクドノーもすきだ。
それぞれ、悪人と逮捕された主人公カップルのいる派出所みたいなところに臨場した警察をいい感じに演じている。
のに、終盤の彼氏が千切れる辺りから怒涛のB級展開で心が死んでいくのが分かる。
これなんなの?古のアイドル映画みたいなさ…彼女が撃たなかった事で彼氏は2つになっちゃうし、彼女がイキって銃を奪ってったせいでニールも死んだんじゃないのか?何カッコつけてんだこいつ…って思って終わっちゃう。
逮捕された場所までショーンが追ってきたのは確かに怖いけど、駆け付けた応援にとりあえず投降しておけば良いのでは…?と思っていたし、なんだろうな…頭の悪い展開がずっと続く。
元の映画を観てないからなんとも言えないなぁ、観てないからただのリメイクの悪口になっちゃうぜ。
終わりにいくに従ってどんどん質が下がっていく映画だったなぁ。
[ シカゴ P.D. ]のソフィア・ブッシュがヒロイン役だったんだけど、こんな役やらすな って感じだった。あのドラマでは枯れた声が似合っていて素敵だったんだけど。