ガトリンで問題を起こした子供たちは、落ち着くまで隣町ヘミングフォードの家庭に引き取られることになる。
しかし、彼らの中からまた新たな教祖が出現し教団を復活させるのであった。
スティーヴン・キング原作で、子供が大人を次々殺すというホラー映画の第2弾。
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』の続編ではあるが、内容がほとんど一緒なのでリメイク的要素が強い。
前作とタイトルが違うので紛らわしいですね。
1のアイザックは死んだけど、大人たちを惨殺した子供達は健在。
そしてニューリーダーのマイクが現れ、惨劇は隣町で再開されるって話。
閉鎖的で不気味な村の雰囲気とかは、ゲームの『Out last2』の感じと少し似てる。
登場人物は繋がっていないけど、とりあえずアイザックの名前だけ出てきます。
新たなリーダーによって再び大人達が犠牲になっていきます。
しかし前作のように手当たり次第ではなく、彼らの邪魔をする大人達が襲われていきます。
けっこう不評の映画だが、シャーマニズムや先住民、自然破壊、過疎地の農業問題などがわずかに入っている所が興味深かった。
結局は現代アメリカの視点で描かれるが、先住民への配慮もなされている。
圧巻なのはクライマックスの主人公の暴れっぷり。
飛んできた投げ槍を投げ返して子供を串刺しにしたり、教祖の臭餓鬼をミキサー車で粉微塵にしちゃいます。
因果応報、悪い子にはおしおき。
恐ろしいですねぇ。
さらにこのシリーズで何よりも特筆なのは、短編の映画化とは思えぬほどの異常な数の続編である。
現時点でなんと8作もあります。
この原作は、映画化権があまりに多くの人手を介しているので、原作から一人歩きしてシリーズ化していますね。
ちなみにこれ、改めて観たら小学生の時に観たことありました。
親はなんでこんなものをレンタルしてきて自分に観せたんだ?