アラン・アーキンやテレンス・スタンプといった渋目の役者が出ていることにつられて観ましたが、やはりスティーブ・カレルが好きか嫌いかで作品の評価は変わってくると思います。
彼のオトボケぶりが気に入るかどうか？ですね。
ローワン・アトキンソンとかベン・スティラーに近いコメディアンかと思いますが、彼等に比べて自分からガンガン行くタイプではない。
少しづつ出て行くか来たものを微妙にいなして返す。
そのために相方が重要なのですが今回のお相手がアン・ハサウエイ。
不得意分野と思いますが頑張ってはいました。基本的にスティーブの投げてくるボールを跳ね返す壁の様にしているようです。
決してグラブで取って粋な球を投げ返すなんてスキルは彼女にはありません。
そんな感じなので前半の小ネタオンパレードのパートよりも後半の大掛かりなアクションの入ったパートの方がごまかしが効いて(失礼)退屈はしませんでした。
